TANKA

 

遠出して毎度毎度の車酔い 羊水の中でも酔っていたのかも

TANKA

 

壁薄く全て見透かされているようでバッタリ会うと互いに気まずい

TANKA

並木から枯れ葉一枚落ちてきて思い出ひとつ失う淋しさ

TANKA

 

並木道ふたりの空間つくり行く一葉一葉に一瞬刻んで

TANKA

にぎやかな色が揺れる一角に托鉢僧ひとり静を生み出す

 

 

仙台七夕の様子 出典:仙台七夕まつり協賛会

TANKA

腕伸ばし七夕飾りをひとつずつ掻き分け行こうよ車椅子の君

 

 

仙台七夕の様子 出典:仙台七夕まつり協賛会

TANKA

この場所で不満抱えて生きてきて得た教訓がいつか利になる

TANKA

 

 

稀有な人生描いた本に囲まれて稀有な出会いをここに予期する

けうなじんせい えがいたほんに かこまれて けうなであいを ここによきする

TANKA

愛さえも花と枯れるようで怖いからいくら綺麗でも贈らずにいて

TANKA

石と石ぶつかり合いて丸くなれるなら二人も流れに身を投じよう